フラのメレは植物がたくさん出てきます。
特に花を愛しい人に例えてくることがとても多いです。
レイメイキングを習い始めてから、レイを通して
我が家には色々な植物がやってきてくれました。
昨日は大島桜の葉でレイを編みました。
なんと桜餅の葉と同じもの。塩漬けする前の葉を使いました。
この桜の葉はフラでよく付けるマイレという葉と同じ成分が入っており香りがよく似ているんだそう。
日本でマイレはなかなか手に入りませんが、桜なら多摩川にもたくさんありますよね。日本人なら桜の葉でレイを編んで
カヒコ(古典フラ)を踊るのも良いねと先生。
ユーフォリアでは当分はカヒコはしませんが、カヒコの曲(イプヘケという楽器のビートとチャントで構成されるもの)でのベーシックは取り入れてもいいかなと思っています。
そして、もう一つやってきてくれたのが・・・
Kiele (キエレ)です。英語名でガーデニア、
日本名はくちなしです。
「Pua Kiele」というJosh Tatofi (ジョシュタトフィ)が歌う有名なメレがあります。
E kuʻu pua kiele nani ē
Kou ʻala onaona e māpu nei
うるわしくも大切なkiele
その甘い香りがいま、ほのかに香っているのを感じながらあなたを思うのです
歌詞お借りしました。
このメレはジョシュが祖母を想って作った曲だそうですが、このむせるような甘い香りをかいだ時、愛しい女性との恋を連想させてしまいました。本物のキエレの花の香りを知ったからこそ、このメレを踊るとき・・・イメージがもっと膨らんでくる。
フラはストーリーを語るものだから、いかにイメージができるかが
大切かなって思います。だからぜひ、皆さんにも体験してもらいたいんです。
本物の植物の感触や香りを・・・。
なので、せっせとおうちで育てていきたいと思っています。
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