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  • 執筆者の写真KIYO

フラと茶道のこと

ご訪問ありがとうございます!

今日はちょっと寄り道。

最近、インスタで茶道の四季折々の投稿を見ることが増えました。

お茶室の五感を刺激する設えが懐かしいです。

フラと茶道はまるで動と静という感じで全く違うように思えるかも

しれませんがその精神性は似ているなぁと思うことがとても多いです。


「重きものは軽く、軽きものは重く」という茶道の

道具の扱い方があります。

茶道は茶を点ててお客様をおもてなししますが

点前を見ている客人が危なっかしいとか、軽々しいと

思ったらおもてなしは半減します。

軽いものを重く扱うことで、見ている人への敬意を

表したり、また重たいものを軽く見せることで

安心感をもってもらえたりします。


フラも軽やかそうで軽くなく、大変でいて大変そうに見せないこと

が必要かと思います。

風のモーションは手先は軽やかでありながら、実は肩と腕を力を入れて

固定しています。

上半身は空に引き寄せられようにしながら、下半身は大地にしっかりと

根を張ってステップを踏んでいる・・そんな感じ。

見ている人が本当に風が吹いているように感じてもらえるか・・

メレを作った人の想いを代弁して表現するストーリーテラーとして

鍛錬していきたい。

フラにもっと早く出逢いたかったけれど、茶道の経験もまたフラに活きています。

経験してきたことがすべてフラに活きてくるし,その人の人生をまるごと包んでくれる

踊り、人生の一つ一つがその一振りに宿るのがフラなんじゃないかな。


今時期は葉蓋や平茶碗での夏のお点前。

ガラスの水差しや茶筅で作る水しぶき。

先生がぎりぎりまで冷やして出して下さる葛のお菓子が懐かしいです。

毎年、お初釜に頂いたその年の干支のお扇子です。

同じ暦年のお扇子に出逢える尊さを感じます。








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